CC15036
空気感のような、それとも何か空気と似たような何かが画面に浮き上がってきてからは、それを基点として描き進めた。実際に風景を眺めていてもその何かに意識が向き、光と影はその奥、もしくは手前に認識されたが、その何かを感知していることでどこか別のもの、別の世界を眺めていた。確かに空気感ではないと言いきれるのだが、それが何かは分からない。
PRODUCTION PLACE